目標サイズ

たぶ粉の比率

自動モードは原料の油分から最適比率を判定します。

香原料の使用量

プリセットから原料を選び、グラム数を入力してください(最大15種)。

i 本ツールはお香の手作りを楽しむための参考計算ツールです。計算結果はあくまで目安であり、実際の完成本数は押し出し時のロス・乾燥時の収縮・成形のばらつきにより変動します。原料価格はプリセット時点の参考値で、実際の購入価格は販売店やロットによって変動します。

手作り線香とは

手作り線香は、香原料の粉末・たぶ粉・水を練り合わせて棒状に成形し、乾燥させて作るお香です。練香と異なりたぶ粉(椨粉)を成形基材として使うのが大きな特徴で、火を直接つけて煙とともに香りを楽しみます。

線香は仏前に供える宗教的な用途のほか、室内のリラックスや香りの楽しみとして広く親しまれています。市販品では日本香堂・松栄堂・鳩居堂などの老舗が有名ですが、手作りすると好きな香原料の組み合わせで自分だけのオリジナル線香が作れます。

必要な道具は、すり鉢・乳鉢・押し出し器(菓子用注射器でも代用可)・乾燥用の板・定規程度。本格的にやる場合は専用の押し出し器(線香作成キット)が市販されています。

たぶ粉(椨粉)の役割と種類

たぶ粉(椨粉・タブ粉)は、クスノキ科のタブノキ(学名: Machilus thunbergii)の樹皮を粉末にしたものです。水を加えると独特の粘り気を発し、線香・コーン香・渦巻き線香の主要な接着・成形基材として古くから使われています。

純粋なたぶ粉
タブノキの樹皮のみを粉末化したもの。配合の自由度が高く、上級者向け。香原料の比率を細かく調整できますが、水の量や練り具合がシビアになります。50g 385円程度(参考価格)。
ブレンド椨(ブレンドたぶ)
純粋なたぶ粉に、成形しやすくする補助剤(米粉・蜂蜜など)が配合されたもの。水を加えるだけで適切な粘度になるため、初心者には扱いやすい基材です。50g 440円程度(参考価格)。
代替基材
タブノキが入手困難な地域では、楠(くすのき)粉や、米粉+カラギーナンなどの代替が使われることもあります。本ツールはたぶ粉を前提に計算しています。

手作り線香の作り方の手順

1. 香原料を粉末にする:すり鉢・乳鉢・電動ミルで全ての原料を細かい粉末にします。粒が残ると押し出し時に詰まりやすくなり、線香の表面がざらつく原因になります。

2. 粉末を混ぜ合わせる:計算量の香原料とたぶ粉をボウルに入れ、ダマがなくなるまで均一にブレンドします。色ムラが残ると香りも均一になりません。

3. 水を少しずつ加える:計算量の水を半分ほど加え、ヘラで練り始めます。粉が湿ってまとまり始めたら、少しずつ追加して粘土のような硬さに整えます。耳たぶより少し硬めが線香には適しています。

4. 押し出し成形:練った生地を押し出し器(または菓子用注射器)に詰めて、平らな板の上に押し出します。押し出した生地はすぐに切らず、定規で長さを揃えてから一気に切ります。

5. 整形・乾燥:切った線香は曲がりやすいため、平らな板の上で1時間ほど自然乾燥させてから、軽く転がして真っ直ぐに整えます。その後、風通しの良い日陰で2〜7日間しっかり乾燥させます。

6. 仕上げ:完全に乾燥したら(カチッと折れる硬さになったら)完成です。湿気を避け、密閉容器で保管してください。

よくある質問

Q. たぶ粉とは何ですか?
たぶ粉(椨粉・タブ粉)は、クスノキ科のタブノキの樹皮を粉末にしたものです。水を加えると粘り気を持つ性質があり、線香・コーン香・渦巻き線香の主要な接着・成形基材として使われます。香原料そのものは無臭に近く、配合する香原料の香りを邪魔しません。
Q. 香原料とたぶ粉の比率はどのくらいが適正ですか?
一般的には香原料:たぶ粉 = 4:6〜5:5(つまりたぶ粉が50〜60%)が標準です。本ツールでは原料の油分タイプから自動的に最適なたぶ粉比率を提案します。樹脂分の多い乳香・安息香などを多く使う場合はたぶ粉を多めに、白檀ベースの場合は控えめにするのがコツです。
Q. 水の量はどのくらいが適切ですか?
水は粉末総量(香原料+たぶ粉)の30〜40%が目安です。実際には「耳たぶの硬さ」あるいは「粘土のような硬さ」になるまで少しずつ加えます。多すぎると押し出しがゆるくて型崩れし、少なすぎるとひび割れの原因になります。本ツールではデフォルト35%で計算します。
Q. 完成本数はどのように計算していますか?
完成本数は「1本の体積×線香の密度(約1.2g/cm³)」から1本の重量を求め、粉末総量を割って算出しています。乾燥前の重量で計算しているため、実際の完成本数は乾燥による収縮で多少増える場合があります。サイズ・太さの設定で本数は大きく変わるので、目安としてご利用ください。
Q. ブレンド椨と純粋なたぶ粉、どちらを使うべきですか?
初めての方や、配合の調整に自信がない方には「ブレンド椨」がおすすめです。すでに最適な粘度になるよう調整されているため、水を加えるだけで成形しやすくなります。配合に慣れてきたら、純粋な椨粉で香原料の比率を細かくコントロールするのが上級者向けの楽しみ方です。
Q. 入力したデータは保存されますか?
いいえ、すべての処理はお使いのブラウザ内で完結するため、入力したデータが外部サーバーに送信・保存されることはありません。
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