レジン量計算ツール
型のサイズから必要なUVレジン・エポキシレジンの量をグラム単位で自動計算。エポキシは主剤・硬化剤の配合量も比率指定で同時算出します。
レジン量計算ツールとは
レジン量計算ツールは、UVレジン・エポキシレジンで作品を作る際に、型(シリコンモールド)のサイズから必要なレジンの量をグラム単位で自動計算する無料ツールです。「足りなかった」「余りすぎた」を防ぎ、初心者でも材料の無駄を抑えられます。
UVレジン(1液式)は紫外線で硬化させるため計算はシンプルですが、エポキシレジン(2液式)は主剤と硬化剤を商品指定の比率(3:1、2:1、10:1など)で混ぜる必要があり、その計算を毎回手作業で行うのは手間です。本ツールでは 比率プリセットから選ぶだけで、主剤と硬化剤のグラム数を瞬時に分解計算 します。
さらに、UVレジンで厚みが5mm以上になる場合は、紫外線が底まで届かず硬化不良を起こすリスクがあるため、自動で警告を表示します。薄く層に分けて硬化させる「層塗り」を検討してください。
すべての処理はお使いのブラウザ内で完結するため、入力したデータが外部サーバーに送信されることはありません。安心してご利用ください。
使い方
- 1 レジンの種類を選択します。1液式の「UVレジン」または2液式の「エポキシレジン」から選んでください。
- 2 型のサイズを入力します。「容積を直接入力」(水で測った値)、「矩形(縦×横×厚み)」、「円形(直径×厚み)」の3モードから選べます。
- 3 エポキシの場合は、商品に記載された主剤:硬化剤の比率を選択します(3:1、2:1、10:1、1:1、カスタム)。
- 4 密度(デフォルト1.1 g/mL)、ロス率(デフォルト10%)、製作個数を設定すると、必要なレジン総量と内訳が自動表示されます。
計算式の解説
型の容積(mL)
- 直接入力:そのままの値
- 矩形:縦 × 横 × 厚み(cm³ = mL)
- 円形:π × (直径/2)² × 厚み
1個あたりのレジン量(g) = 型の容積(mL)× レジン密度(g/mL)× (1 + ロス率)
総量 = 1個あたりのレジン量 × 製作個数
エポキシレジンの場合、さらに比率で分解します:
主剤の量 = 総量 × [主剤の比率 ÷ (主剤の比率 + 硬化剤の比率)]
硬化剤の量 = 総量 × [硬化剤の比率 ÷ (主剤の比率 + 硬化剤の比率)]
レジンの密度は業界標準として 1.1 g/mL を初期値としています。商品により 1.0〜1.15 g/mL の範囲で変動するため、パッケージ記載値で調整してください。
※ 計算結果は目安です。実際の制作前に少量で試作をおすすめします。材料の個体差により必要量は変動します。
よくある質問
- レジンの密度はどのように決められていますか?
- 業界標準の平均値として1.1 g/mLを初期値にしています。UVレジンもエポキシレジンも、商品によって1.0〜1.15 g/mLの範囲で若干異なります。より正確な計算をしたい場合は、商品パッケージに記載の密度(比重)を参考に調整してください。
- エポキシの主剤と硬化剤の比率はどう入力すればよいですか?
- お使いのエポキシレジンの商品説明書に記載されている比率(例:主剤3:硬化剤1、または10:6など)を入力してください。本ツールでは3:1、2:1、10:1、1:1のプリセットとカスタム入力に対応しています。比率を誤ると硬化不良の原因になるため、必ず商品の指示を確認してください。
- 「厚みが5mm以上」のアラートは何ですか?
- UVレジンは紫外線を当てて硬化させるため、一度に5mm以上の厚みを流すと底面まで紫外線が届かず、硬化不良(内部がベタベタになる)を起こす可能性があります。本ツールでは厚みが5mmを超えた場合にアラートを表示し、薄く層に分けて硬化させることをおすすめしています。エポキシレジンの場合はこの制約は該当しません。
- ロス率はどれくらいに設定すればよいですか?
- 初心者の方は10〜15%、慣れている方は5〜10%が目安です。こぼれ・気泡取り・混合時のロス分として見込みます。複数個を一度に作る場合は、各個の配合ロスが累積するため、少し高めに設定すると安全です。
- 着色剤を多く入れても大丈夫ですか?
- 着色剤を入れすぎるとUVが透過しにくくなり、硬化不良の原因になります。一般的にはレジン液の総量に対して5%以下が推奨されます。濃い色にしたい場合は、薄く層を重ねる「層塗り」技法を使ってください。本ツールの計算結果には着色剤の量は含まれていません。
- 入力したデータは保存されますか?
- いいえ、すべての処理はお使いのブラウザ内で完結するため、入力したデータが外部サーバーに送信されることはありません。安心してご利用いただけます。